研究クラスター事業
DX人材育成クラスター
産学官連携による学生参加型プロジェクトを通じたDX人材育成を推進
地域や社会と連携して、既存の社会課題に技術を積極的に適用し、サービスの生産性向上を意図した実装プロジェクトの企画・立案・試行を行う。そのうえで、こうしたフィールドに学生を参画させ、実践的にDX人材育成を図っていく。
コーディネーター
小松川 浩 KOMATSUGAWA Hiroshi
公立千歳科学技術大学 教授・博士(理学)
専門分野
知識工学(知能アルゴリズム)、分散処理、IC教育システム
経歴
慶應義塾大学理工学部電気工学科 卒業
慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻博士課程 修了
千歳科学技術大学 光科学部 専任講師を経て
現在、公立千歳科学技術大学 理工学部 情報システム工学科 教授
所属学会
教育システム情報学会、日本リメディアル教育学会、情報科教育学会、日本物理学会、情報処理学会、人工知能学会 他
DX志向の学生とIT企業連携による地域・社会課題の実証実験の推進
千歳市や北海道などの地域課題や、教育・医療などの社会課題について、DXを活用した革新的なサービスによる解決が期待されています。この際、一つのステークホルダーだけで取り組むのではなく、地域・企業・大学・IT志向の若手が連携して、有機的な解決策の提示を図って行くことが重要となります。このため、本クラスターでは、公立千歳科学技術大学の情報系研究室が中核となり、同大学の学生プロジェクト(DX人材育成プロジェクト)とPWC会員企業とのマッチングを図り、地域課題や社会課題プロジェクトを推進します。
【テーマ例】
- 小中学校プログラミング教育、高校の情報の必修に伴う新たな教育支援サービス、学習支援サービスの検討
- 数理データサイエンス教育を支える、高校・大学・地域社会を対象としたイノベーション教育の検討
- 千歳市道路管理及び市民協働のSNSサービスの検討
- AIを活用した地域のゴミリサイクルの分別システムの検討
- 地域の看護教育を支援するためのデジタルツインズ環境の検討