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「シリコンフォトニクス光多値受信モジュールの研究開発」サポイン事業終了について
掲載日:2021.05.31
PWCは、経済産業省が公募した令和元年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に採択され、2年間の研究開発事業を終了しました。
この事業は、中小企業・小規模事業者による情報処理、精密加工等のものづくり基盤技術の向上を図ることを目的として、中小企業・小規模事業者が大学、公設試等と連携して行う、研究開発、試作品開発及び販路開拓に係る取組等を一貫して支援する補助金制度であり、採択された「シリコンフォトニクス光多値受信モジュールの研究開発」は、令和元年度で、全国で137件、道内で6件のうちの1件となっています。
このプロジェクトは、2022年に市場規模が一兆円に達する400Gbit/s 光リンクデータセンター向けに、量産・低コスト化が期待できるシリコンフォトニクス技術を採用した400Gbit/s 受信モジュールを世界に先駆け製品化することを目的として、当法人の会員である株式会社京都セミコンダクターと公立千歳科学技術大学が研究実施者として研究開発を進め、世界最小の400Gbit/s受信モジュールを開発しました。
事業は終了しましたが、引き続き、性能向上、信頼性確認及び低コスト化など製品化を進める予定です。
【研究開発の概要】